将棋から「サッカーの勝ち負け」を学ぶ

将棋から「サッカーの勝ち負け」を学ぶの画像

※【小学生用】ページに切り替えるときは ↓ 

小学生用のガレドリ!92級 に移動するバナー

ガレドリ!92級 へようこそ!

ガレドリ!92級は、将棋というゲームから サッカーに活用できる考え方を学ぶ。とくに、サッカーの勝ち負けを 強く意識できるようにする ことが目的。

スポンサーリンク

◇将棋から「サッカーの勝ち負け」を学ぶ◇

こんなに似ている!将棋とサッカー

日本が誇(ほこ)る対戦型ゲームといえば、将棋と答える人は多いだろう。

「相手の王様を取ったら勝ち」という、単純だけど奥が深い このゲームに たくさんの人が魅了(みりょう)されてきた。

ドリルおじさんも将棋が大好きで 小次郎と指すけれど、途中からは時間を忘れて熱くなってしまう。

さて この将棋というゲーム、驚くほどサッカーと共通点がある

【将棋とサッカーの共通点】

  • 将棋 (≒サッカー)
  • 持ち時間がある (前半後半の時間内で決着する)
  • 自分の王様を守りながら攻める (守備と攻撃を同時におこなう)
  • 駒の個性を活かして戦う (役割分担して戦う)
  • 相手の王様を取る (ゴールを奪う 試合に勝つ)

これほど サッカーと将棋に共通点があるのだから、活用しない手はない!

サッカーは 8人制では16人、11人制ならば22人集まらないと試合をすることができないけれど、将棋なら2人で できる。

インターネットにつながったパソコンがあれば コンピュータ相手に1人でもプレーすることは可能、「将棋 無料」と検索すれば たくさん見つかるはず。

サッカーをするのが好きな子は、きっと将棋も楽しいと思えるだろう。将棋は自分がプレーヤーであり、監督でもあるのだ。いろいろな作戦を立てて、相手の王様(ゴール)を奪いにいく。

1人でも サッカーのイメージトレーニングを できるのが将棋

将棋は(サッカーも) 相手とのカケヒキも大事なので、できることなら2人でプレーしよう。お父さんと どっちが強いか競いながらやると、きっと楽しいよ。

スポンサーリンク

◇将棋から「サッカーの勝ち負け」を学ぶ◇

「自分で判断すること」と「勝負をつけること」

将棋は サッカー練習にもなることを書いてきたけれど、具体的には どのように活かせばいいのだろうか。

ドリルおじさんが考える「サッカーで とくに役立つ将棋スキル」は次の2つ。違う言い方をすると、サッカー練習だけでは身につけにくい2スキルだ。

  1. 自分で判断すること
  2. 勝負をつけること

1.自分で判断すること

将棋は、自分と相手が1手ずつ繰り返し指して、およそ100~150手で勝負がつくゲーム。1人あたり 50~75手くらい指すことになる。

この1ゲーム50手~のすべてを自分で考えなければいけない。1人のプレーヤーとして、またチームの監督として 判断しなければならないのだ。

相手が自分の予想どおりの作戦で戦ってくるとは限らない。相手の1手を見て その都度、作戦を変更する必要がある。

サッカープレーヤーの立場では、このような経験をすることは ほとんどない。実際「プレーヤー」と「監督」の兼務は、あまり聞いたことがないでしょ (^^

サッカーで この状況に1番近いのは「キャプテン」と呼ばれる人たち。

チームをまとめながら 自分のプレーも磨かなければならない立場で、ひとりのサッカー選手として とても成長する。

しかし 残念なことに、キャプテンは チームで1人しか経験できない。さらに最高責任者は「監督」なので、「キャプテン」といえども 絶対的な権限や責任はない。

ところが、

サッカーでは経験できない「監督」「キャプテン」「プレーヤー」の3つの立場を、当たりまえに経験できるのが 将棋なのだ。

小学生で監督とか、、まだ早いよ

と、弱気にならないでほしい。将棋の世界では それが当たりまえで、全部 自分で判断して自分の責任なのだ。

ちなみに、大人が まったく敵(かな)わない小学生棋士(将棋指し)は、世の中に たくさんいる。小学生が自分で判断してプレーしても、十分 大人に勝てる!

小学生が全部自分で判断してプレーしても十分大人に勝てるの画像

ここに ヒントがある。

サッカー監督とは、大人じゃなければ できないような難しいものではない。その経験をさせてもらってないだけ。

「どのようにゲームを進めれば負けないのか」「いま勝ちやすいプレーは何か」を 監督の立場で考えられれば、誰だって監督スキルは身につく。

その訓練をするのに 将棋はピッタリだと、ドリルおじさんは考えているのだ。

将棋の経験者なら わかるだろうけど、将棋のゲーム中、二人の自分がいて 頭の中でどうしようか戦っている。

①プレーヤーとしての自分「飛車」と、②監督としての自分が 言い争いをしている印象なのだ。

プレーヤーとしての自分は、大好きな「飛車」を自分の分身のようにかわいがって、「飛車」が活躍するのが 何より楽しい。王様よりも 飛車(自分)が大事だったりする。。(#^.^#)

一方「監督」としての自分は、「飛車」をヒイキするわけには いかない立場。「飛車」で攻めてばかりいると、自分の王様は まったく守れないことを「監督」としては、わかっている。守備もしなければと。

この二人の自分が言い争いしながら、1手1手 自分の判断で 手を決めなければならないのだ。決断に慣れていない子は、1ゲームするだけでクタクタになるだろう。

そして、負ければ 自分の采配(さいはい)ミスだと ハッキリ思えるのも将棋。

自分の決断を後悔したり、情けない気持ちになったりする。残酷(ざんこく)なことに将棋で指した手は、どんな言い訳も通用しない。

「気づかなかった」「うっかりした」「時間が足りなかった」のも 含めて実力なのだ。だから 負けたときは敗北感で打ちのめされる。

けれども、ドリルおじさんは言いたい。

真剣に考えて、自分で選択した1手にこそ 意味がある。真剣に決断したからこそ 悔しくて悔しくてしかたないのだ。

物事は巻き戻しできない(将棋では「待った」という)と 本当に身にしみたとき、次の決断の質を高めようと努力するのだ。

「判断力・決断力」は才能ではない。繰り返し練習すれば 誰でも身につく。将棋は1ゲームで50回(50手~)も「判断力・決断力」のトレーニングができる。

最初は 負けると泣きたくなることもあるだろうけど、続けてると きっと 自分のプレーに責任が持てるようになるよ。

将棋を楽しむだけで、次のことをサッカーにも活かせるようになるだろう。

  1. 自分で考えて決めたプレーは 自信をもって100%力を出し切る
  2. ダメだったら言い訳せずに 課題・修正点をみつける
  3. 課題・修正点をクリア(練習)して 次の決断に活かす
  4. 再度、自分で考えて決めたプレーは 自信をもって100%力を出し切る

上のことをできれば、サッカープレーヤーとしては とても頼もしいキャプテンのような印象だけど、将棋の世界では当たりまえ。

ぜひ将棋を見習って、自己責任で決断しよう。もちろん 言い訳なんてしない!

サッカーは 自分で判断・決断して、ベストを尽くすスポーツ

2.勝負をつけること

将棋は、自分と相手が1手ずつ繰り返し指して、必ず勝負がつくゲーム。持将棋などの例外的な引き分けもあるけれど、ほとんど将棋は決着がつく。

サッカーでも勝ち負けは つくじゃない?

と感じるかもしれないけど、次の2つの点で 将棋とサッカーでは「勝負をつけることスキル」に 雲泥の差がある。

  • 「悔しい」と 本当に思っているか
  • 「惜しい」の 位置づけを理解できているか

「悔しい」と 本当に思っているか

これは、上で書いた「自分で判断すること」に 大きく関係している。

サッカープレーヤーというのは、みんなの想像以上に自分のこと(飛車)を中心に考えているもの。だから「悔(くや)しい」といっても たいていの場合、泣きたいくらいに悔しいわけじゃない。

「自分(飛車)は ちゃんとやっているんだけど、監督の采配(さいはい)が悪い」くらいに考えている。そんなことを言ったら 怒られそうなので、

みんな口にしないだけ! (^^

上の状況は「プレーヤーの立場に 重い責任がない」ことが原因なのだ。

サッカーとは そういうスポーツだからしかたがないといえばそうだけど、困ったことに この部分が、勝ち負けに大きく関係するスキルなのだ。

将棋で誰かと対戦してみるとわかるけれど、負けたときの「悔しさ」が サッカーのときと比較にならないくらい、大きいことに気づくはず。

まるで 自分のことを否定されたような悔しさ、これが全責任を負っている状態なのだ。サッカープレーヤーであれば、誰かのせいにして言い訳ができてしまうのに。

さて、

「将棋指し」と「サッカープレーヤー」は、どちらが勝負強くなれるだろうか?

もちろん、将棋指しが 勝負強くなるだろう。自分のことを否定されるのは誰だってイヤ、悔しい。だから 負けたくない!の真剣度が、まったく違うのだ。

勝負強さは、

負けたくない!の真剣度 が 作り出すスキル

結局 サッカーで勝負強くなるためには、「監督」の立場でサッカーを判断して 勝ち負けにこだわる体質へと、自分を変えるしかないとドリルおじさんは考えている。

「監督」の立場でチームをみて、「プレーヤー」として試合を決定づけるプレーをし、「キャプテンシー」を発揮して チームのムードを盛り上げよう。自分で全責任を取る覚悟があるから、勝ち負けに強くなれる

もちろん いきなりは難しいけど、それがサッカーで勝負強くなる近道であることは、将棋の例をみれば イメージできるだろう。

ただし、勝ち負けにこだわると あるトリックに引っかかるので注意が必要。コラム「勝負にこだわる子はサッカーがうまくなる反面、ある事が下手になる」も参考にしてほしい。

サッカーには すぐ活かせないとしても、将棋に負ける経験をすることで 本当の悔しさを理解する意味は大きい。

ホント 悔しい、、負けたくない!

「惜しい」の 位置づけを理解できているか

知っていると知らないとでは、大きく考え方が変わるサッカースキル。

サッカー観戦でよく聞こえてくる「惜(お)しい!」という言葉。「もう少しで入りそうだった」「あと3分あったら勝てたかも…」「裏までボールが届いていたら決定的、惜しい」などなど。

将棋で「惜しい」は あまり使わない。

「ミス」はよく使うけど。この「惜しい」という言葉、考えてみると サッカーでは ずいぶんあいまいな使われ方をしていないだろうか。

惜しい ≒ うまくいけばよかったのに…

ドリルおじさんには、偶然やラッキーを期待してるような言い方に感じられる。

サッカーは、もともと ゴールに入りそうで入らないスポーツなので、期待を込めて「今の惜しいな~!」と なるのだろうけど、言い換えれば「ミス」したから、、ゴールにならなかっただけ。

正しく使うなら、

惜しい = 残念だ もったいない

「残念でしかたないよ。。ちゃんと入れてよ~」「せっかくのチャンスをミスして もったいない!」

「惜しい」の意味・使われ方は このくらいにするとして、

重要なのは「惜しい」チャンスが100本あっても、結果として 0得点なら勝てないということ。

「惜しい」チャンスが100本あっても結果、得点が0点なら勝てないの画像

先ほど「将棋で惜しいとは あまり使わない」と書いた。サッカーでの「惜しい」に近い将棋での表現は「際どい局面」だろうか。将棋を経験すると、この「際どい局面」によく出くわす。

【将棋の際どい局面】

  • ここを読み切れば 勝てる
  • たった 1手の差で負けた
  • 相手の この攻めをしのげれば チャンスだ
  • 時間が足りなくて 読み切れない
  • 相手玉の詰みを 見落とした

この「際どい局面」で 本当の実力が試されるのだ。

「たった1手の差で負けた」などは、将棋を始めたころには「もうちょっとだったのに!」と悔しがる。将棋は1手ずつ指すので「1手違いでの負け」は、目立って悔しいのだ。

けれども、実力者はその1手の差をしっかり維持したまま 勝ち切るもの。負けたほうは「あと少しだった」と勘違いしてるけど、勝者は完全に読み切って指している。

将棋というゲームは、「自分の王様を取られる1手でも前に、相手の王様を取れば 勝ち」なのだ。

だから、読み切られてるのならば「惜しく」もないし「ミス」でもない。どんなに「際どい局面」に見えても大差。

さて、ドリルおじさんが ここで伝えたかったのは、将棋をすることで 勝負事の紙一重の差を体感できるということ。

また、そのちょっとの差が いつまでたっても詰まらないものだということにも 気づけるだろう。

そして一番伝えたいこと

勝負事は、勝ち切って 勝ち!

「惜しい」「ミス」「際どい局面」などと、いくら言ったところで 勝てなければ 負けなのだ。勝ちと負けの違いをしっかりと将棋で味わって、サッカーの勝負強さに活かしてほしい。

◇将棋から「サッカーの勝ち負け」を学ぶ◇

「92級」サッカー練習ドリル

お父さんお母さんが将棋を知っていれば話は早いけど、知らなくても問題ない。

ルールはインターネットでも解説されているし、図書館にいけば いくらでもルールブックがある。

「92級」練習方法

将棋を指すだけなので、基本的に楽しいドリルになるだろう。サッカーに活かす目的で 次の点を意識しよう。

  1. 「監督」「プレーヤー」の 両方を意識して戦う
  2. 自分の決断した手に 責任を持つ
  3. その決断を見直して 質を高める
  4. 勝ち負けを追求して「勝ち切る」プレーをする

最後に注意点だけど、対戦する相手は 自分と同じレベルに合わせよう。将棋は 同じレベルでやるから、やりがいが出る。何より2人とも楽しめる!

レベルの合わせ方は簡単で、ちょうどいい程度まで 強いほうの駒を減らせば(駒落ち)いいだけ。

ドリルおじさんが小次郎と指すときは、「飛車」「角」2枚外しが ちょうどいい。大好きな「飛車」を使えないのが さみしいんだけどね…。(#^.^#)

92級ドリルでは、将棋からサッカーに活用できる重要スキルを理解する。

サッカーの常識が 他競技では非常識ということは、よくあるのだ。いい習慣はドンドン取り入れよう。

【小学生用】ページに切り替える? ↓ ↓

小学生用のガレドリ!92級 に移動するバナー

(ガレドリ!92級 おしまい)

スポンサーリンク

ガレドリ!メニューに戻る