スポット(人がいない土地)探しを習慣づける

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ガレドリ!70級 へようこそ!

ガレドリ!70級は、フィールド全体からスポット(人がいない土地)を瞬時に探し出せるようにするドリル。そしてそれを習慣にしていく。

これまで進めてきた103級~ドリルの中でも、最重要スキルの1つだ。

小学生には むずかしく感じられるだろうけど、何度でも 何年後にでも、この70級を読み直してほしい。カラダで理解すれば一生使えるスキルになるはず。

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◇スポット(人がいない土地)探しを習慣づける◇

スペース、ギャップ、スポットの違いを理解する

まずはこれら3つの用語をしっかり理解しよう。3つともサッカーフィールド内で「自由にプレーできる場所(人がいない)」のことを指している。

  1. スペース (場所、空間)
  2. ギャップ (すきま)
  3. スポット (土地、地点)

1.スペース

サッカーで「自由にプレーできる場所(人がいない)」を指す場合、よく使われる表現は「スペース」だろう。「広がってもっとスペースを作れ」「裏のスペースに走れー!」などと使う。

スペース説明の画像

「スペース」の特徴は、広いスペースも狭いスペースも1つのスペースと考えること(サイズが決まっていない)。そのため広いスペースに目が向く傾向にある。

【スペース】

  • 自由にプレーできる場所(人がいない)
  • その他の条件なし

2.ギャップ

相手ディフェンスと相手ディフェンスのすきまの「自由にプレーできる場所(人がいない)」を、サッカー用語で「ギャップ」と呼ぶ。「ギャップに入れ!」「ギャップを通して(パスなど)」などと使う。

ギャップ説明1の画像

もう1つの例。

ギャップ説明2の画像

「ギャップ」の特徴は、相手ディフェンス陣のすきまに限定した「自由にプレーできる場所(人がいない)」を指すこと。広いギャップも狭いギャップも1つのギャップと考える(サイズが決まってない)

【ギャップ】

  • 自由にプレーできる場所(人がいない)
  • 相手ディフェンス陣のすきまに限定した場所

3.スポット

スポット説明の画像

3つ目の「スポット」、じつはこのようなサッカー用語は存在しない。ドリルおじさんが作った言葉なのだ。

スポットを日本語に訳せば 土地・地点だけど、ガレドリ!内では「スポット」を次のように定義して(決めて)使うこととする。

スポットとは、

直径5mの円の「自由にプレーできる場所(人がいない)」

「スポット」の特徴は、直径5mの固定サイズの円でフィールド内に何十個も存在すること。例えば、上のスポットA・B・Cは並んでいても別の土地だ。

【スポット】

  • 自由にプレーできる場所(人がいない)
  • 直径5mの円を1つのサイズと考える

これまで 3つの「自由にプレーできる場所(人がいない)」をみてきたけど、それぞれの特徴を理解できただろうか。

ドリルおじさんは今回改めてWeb上で検索してみたところ、「スペース」「ギャップ」以外に共通認識(みんなが知っている)の「自由にプレーできる場所(人がいない)」の用語は存在しなかった。

ドリルおじさんは不思議でしかたがない!

「スペース」と「ギャップ」の2つだけで本当に、

「フィールド内の有利な場所、不利な場所を突き止められるのだろうか? チームメイトとそれを共有できるのだろうか?」

ドリルおじさんには とてもあいまいに感じられる…。

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◇スポット(人がいない土地)探しを習慣づける◇

なぜ「スポット」で考えたほうがいいのか?

ドリルおじさんがスポット(直径5m円の自由にプレーできる場所)という独自の用語を定める理由は次のとおり。

【スポットを提案する理由】

  1. 直径5mの円は 受け手が前を向いてプレーできる最低限の広さ!
  2. 直径5mの円は フィールドにゴロゴロ転がっている
  3. 一度カラダが覚えてしまえば 一生活用できる
  4. 数値(直径5m)なので 出し手・受け手ともにカラダで覚えやすい
  5. 「スペース」と「ギャップ」は、結局のところ スポットの仲間!

スポット説明の画像

1.直径5mの円は 受け手が前を向いてプレーできる最低限の広さ!

「直径5mの円」の基準は、ボールを受ける人の安全な広さがこのくらいということ。

サッカーでは「前を向いてフリーでボールキープすること」が理想の状態。それを実現するために、必要とされる広さがおよそ直径5mの円なのだ。

この数値はドリルおじさんの経験からくるものだけど、この円の真ん中でボールを受けられれば 自分のプレーをなんなくこなせる。

直径5mの円より狭くなると、前を向かせてもらえなかったり、ボールを失うなどのロスが発生しやすいのだ。

つまり、直径5mより小さい円に攻め込んでも無理攻めになる。逆に直径5m以上の円だと より安全なのだ。

パスを「出す人と受ける人」どちらもプレーしやすくないと、ゴール前までボールをつなげない! 直径5mの円は攻めるために必要な広さなのだ。

「攻めるための広さ」の最小単位は 1スポット!

なお、小・中学生も高校生もこの5mの数値は変わらないように思う。

小学生の頃と比較して高校生になるとディフェンスの寄せは速くなるが、そのぶんオフェンスのパススピード、ボールタッチや判断も機敏になるためだ。

仮に スポット内でボールを受けて、「前を向いてフリーでボールキープすること」ができないのであれば、先にボールキープなどのトレーニングをもっと積むべき。

適切な用語がないので、また造語になるけど、、「マイスペースが広い」ことが原因なのだ。

自分が安全(フリー)と感じる広さ = マイスペース

※余裕を持って自分のプレーができる広さ

マイスペース説明の画像

基本的に1対1の強さなので、84級89級あたりを徹底的にトレーニングすればいいだろう。この「マイスペース」は、ボールコントロールスキルの習熟度によって人それぞれなのだ。

自分の周りに直径3mの円があれば安全(フリー)と感じる人もいれば、直径7mの円でも不安な人もいる。

スポットで余裕を持ってボールキープするために、何がなんでも「マイスペース」が直径5m以内になるまでトレーニングしてほしい。

2つを一致させるとスポットを使いこなせるよ!

スポット(直径5mの円) = マイスペース(直径5mの円)

2.直径5mの円は フィールド内にゴロゴロ転がっている

スポットとは直径5mの円の自由にプレーできる場所(人がいない)であり、それが「攻めるための広さ」の最小単位であることをこれまで書いた。

じつは都合のいいことに、

スポットは フィールド内に ゴロゴロと転がっている!!

ゾーンディフェンスで守ろうが、マンツーマンディフェンスだろうが、必ずスポットはできる。

ウソだと思うなら、Jリーグの試合を確認してみよう。そのような視点で観てみると、そこにもあそこにもスポットを発見できるはずだ。

縦100m 横60mのサッカーフィールドでは、どんなにゾーンディフェンスでスペースを消してもスポットは出現する。

なぜなら、ゾーンディフェンスの間隔よりもスポットのサイズ(直径5mの円)のほうが小さいから。小学生に関してもフィールドが小さい分、8人制なので大差ない。

オフサイドスペースを考慮しても、

「スポット」を相手11人で 消し切るのは面積的に無理!

どう守ってもスポットは消えない!の画像

サッカールールが将来 大きく変更にならないかぎり、この事実は変わらない。スポットを攻撃で使いこなせると、相手にカンペキな防御策はないのだ。

3.一度カラダが覚えてしまえば 一生活用できる

これまでの話から、スポットの重要性がハッキリしてきただろう。これでタイトル「スポット(人がいない土地)探しを習慣づける」の意味も理解できるはずだ。

まずは、フィールド内からスポットを瞬時に発見できるカラダ(目)に変えていかなければならない。カラダ(目)でスポットを覚えないことには使いこなせない。

そのために普段からフィールドをスペースで見るのではなく、スポットで見るように習慣づけよう!

【スペースで見ると選択肢が少なく感じる】

スペースで見ると選択肢が少なく感じるの画像

【スポットを瞬時に発見できるカラダにする】

スポットを見つけ出すの画像

広さや空間的な感覚は一度覚えると忘れない。みんなのサッカー人生で たくさん活用できる場面がくることだろう。

4.数値(直径5m)なので出し手・受け手ともにカラダで覚えやすい

これはチーム戦術的な話だけど、ここまで とおして書かないとスポットの威力を100%発揮できない。スペース、マイスペースの問題点スポットでの解決策がよくわかるはずだ。

【スペース、マイスペースの問題点】

  • 「スペース」のサイズが 出し手と受け手で違う
  • 出し手が広い「スペース」を優先する傾向にある
  • 「マイスペース」のサイズが 出し手と受け手で違う

「スペース」のサイズが 出し手と受け手で違う

スペースの特徴は広いスペースも狭いスペースも1つのスペースと考えること。

これはスペースのサイズが都度変わることもそうだし,『受け手が想像してるスペース』と『出し手が想像してるスペース』のサイズが違うともいえるのだ。

ドリルおじさんはパスがズレて当たり前だと思う。当然2人の連携は 何度も話し合うまで上手くいかないだろう。

その点、スポット(直径5m円の自由にプレーできる場所)で統一した場合はどうだろうか?

受け手は、自分のスポットを確保するために もらいたいタイミングで正しく移動する。出し手は、欲しいはずのスポット目がけて正確に蹴るよう 心がける。

どちらにとっても直径5mの円は同じモノ。カラダで覚えていればカラダが反応するようになる。

出し手が 広い「スペース」を優先する傾向にある

スペースで判断していると、どうしても広いスペースに目がいきがちなのだ。

これ自体はそれほど問題ではないけれど、この影響で逆に狭いスペースに目が向かなくなるのが困るのだ。

というより、

狭いスペースが見えなくなる。。

広いスペースに目を奪われて、狭いスペースに目がいかなくなる

このような選手は「パスコースがないよー」「もっと顔を出せ!」と要求するけれど、じつは自分が平等にスペースを見れていないことが原因だったりする。

スポットを見つけ出すの画像

その点、スポット(直径5m円の自由にプレーできる場所)で統一した場合は、遠くのスポットも近くのスポットも同じ直径5mの円なので、見落とすことも少なくなる。一度カラダで覚えればカラダが反応するようになるのだ。

「マイスペース」のサイズが 出し手と受け手で違う

マイスペースとは自分が安全(フリー)と感じる広さのことだったけど、もちろんマイスペースは狭いほうがスキルとして高い

マイスペース説明の画像

プロになるような人は やはりこの「マイスペース」が狭いのだけれど、ドリルおじさんが最近のプレーヤーで「マイスペース」が とくに狭いと感じるのはイニエスタや柿谷選手など。

彼らは自分の周りに直径3mの円を確保できればOK(余裕を持って自分のプレーができる)と考えているように映る。

どれほど相手に囲まれているように見えても、自分の周りに直径3mの円さえ確保できればフリーなのだ。

では、コレの何が問題なのか?

マイスペースが狭い選手は 動こうとしない!

マイスペースが狭い選手の主張はこうだ。

「オレにとってはこれでもフリーだから、いいからボールくれ!」「なんで今のタイミングがわからないの?」「こっちのレベルに合わせてよ」

マイスペースが狭い選手は動こうとしない!の画像

出し手からみると、マイスペース(直径3mの円)が狭すぎるため、「パスのタイミングをとれない」「怖くて出せない」「そもそも見えない」となるのだ。

マイスペースの狭い選手がスポットの基準に合わせるの画像

その点、スポット(直径5m円の自由にプレーできる場所)で統一した場合は、マイスペースの狭い(直径3mの円)選手が、スポット(直径5mの円)の基準に合せることで解決する。

出し手にわかりやすいように、少し多めに走ればいいだけ。

5.「スペース」「ギャップ」は結局のところ スポットの仲間!

これまでスポット(直径5m円の自由にプレーできる場所)を提案する理由について書いてきた。

最後に自由にプレーできる場所(人がいない)をスポットだけで判断する場合、「スペース」と「ギャップ」に及ぼす影響を考える。

「スペース」と「ギャップ」の解説図を再確認すればわかるけど、これらはやはり直径5m以上の円がないと無理攻めなのだ。

どちらにしても、スポット(直径5m円の自由にプレーできる場所)の条件を満たしていないと有効な攻めにならない。

【スペース】

スペース説明3の画像

【ギャップ】

ギャップ説明3の画像

つまり、

スポットだけで

自由にプレーできる場所(人がいない)

すべてに対応できてしまう!

以上、ドリルおじさんがスポットを提案する理由だ。

◇スポット(人がいない土地)探しを習慣づける◇

「70級」サッカー練習ドリル

前提を説明するための内容がわかりにくいだけで、ドリル自体はシンプル。

「70級」練習方法

練習中、試合中、またプロサッカーのTV中継などで、スポットを発見できるか たくさん試そう。そして それを習慣にできればクリア

そのスポットをどのように活用するかは60級59級、42級などで解説していく。まずはスポットが見えなければ、使いこなせない。

「スペース」ではなく「スポット」を探す

「スペース」ではなく「スポット」を探すの画像

たった上の一文を理解してほしいために、これだけの説明になってしまった (#^.^#)。スポットの考え方は上手いサッカープレーヤーなら、みんなカラダで理解しているもの。

「絶妙なタイミングで飛び出してヘディングした」「足元にピタリとスルーパスを通した」などは、スペースに走り込んだり、スペースにパスを出してるのではない。

そこしかない「スポット」に合わせている!

70級ドリルでは、「スポット」が目に見えないゴールへの近道だと気づいたことだろう。

「サッカーセンス」と片づけられることの多いスペースの活用力だけど、基準を作れば かなり理解しやすくなるのだ。

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(ガレドリ!70級 おしまい)

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