スポットに出すパス 2種類(ゴロ、浮き球)

スポットに出すキック2種類(ゴロ、空中)の画像

※【小学生用】ページに切り替えるときは ↓ 

小学生用のガレドリ!59級 に移動するバナー

ガレドリ!59級 へようこそ!

ガレドリ!59級は、スポットに出すパスについて。

ゴロと浮き球のキックを『正確に蹴る技術』と、さらに『どちらのキックを選択するか』の判断力とが同時に必要なため、想像以上に難しい。

「スポット」を理解していないと、浮き球の重要性にも気づけないので、70級60級も再確認しておこう。

技術的な確認は、浮き球に関しては85級61級を、ゴロに関しては48級87級をおさらいするといいだろう。

スポンサーリンク

◇スポットに出すパス2種類(ゴロ、浮き球)◇

ゴロのパスと同じだけ浮き球のパスを練習する

今回、ドリルおじさんはこのサブタイトルを決めるのに、かなりの時間をつかってしまった。。

小・中学生のみんなに正しく伝わらないと考えたためだけど、この「ゴロのパスと同じだけ浮き球のパスを練習する」は、だいぶおとなしめのサブタイトル。どうもスッキリしないので ホンネも書いておくことにする。

常に 浮き球のパスを意識して練習する

このホンネには いろいろな前提条件がつくので、真意がうまく伝わらないだろうな、と考えた。一応、ゴロのパスと浮き球のパスと どっちも同じくらい大事だと覚えてほしい。

ゴロのパスしか見えなくなる

ドリルおじさんは、ゴロのパスを軽く考えているわけではない。48級でも書いているとおり、受け手にも やさしいゴロのパスは最優先されるべき。

どちらでパスを出しても効果が同じ場面では、必ずゴロで出すべきだ。でも、浮き球でパスを出したほうがいい場面では逆に、必ず浮き球で出すべきなのだ。

「そんなの当たりまえじゃん」

と感じるかもしれないけど、

ゴロと浮き球のパスを使いこなせる選手は本当に少ない。ドリルおじさんの時代は まだしも、小次郎たちの少年サッカーを見ていても今だに変わらない。

日本のサッカーでは、「パス回しといったらゴロ!」という暗黙(あんもく)のルールがあるのだろう。

それ自体は さほど問題ないとしても、その暗黙のルールのせいで、みんながゴロのパスしか考えられなくなってしまう点が大きな問題。

小・中学生の頃から「①パス回し→ ②ゴロ→ ③インサイドで正確に→ ④ミスしないように」というパターンを えんえんと繰り返していると、

誰だって 浮き球のパスが出せなくなる

チーム練習で「インサイドのゴロでパス回し」を20分練習したら、「浮き球だけのパス回し」も20分してくれたら いいんだけど、あまり聞いたことがない。

ドリルおじさんなら、

前半「パスは全部 インサイドのゴロで」

後半「パスは全部 浮き球で」

と 目的のハッキリした紅白戦をする。

「パスは全部 浮き球で」って聞いたことがないだろうけど、「パスは全部インサイドのゴロで」というのは そこらじゅうでやってる練習。だから、ドリルおじさんは偏りすぎてると伝えたいのだ。

「パスは全部 浮き球で」紅白戦をしたら?

ちなみに、「パスは全部 浮き球で」の紅白戦には次のような効果がある。

  1. 実戦形式で、気兼ねなく(叱られずに) 浮き球パスを試せる
  2. ゴロのパスでは 絶対にとおらないパスコースを発見できる
  3. 受け手は 常に浮き球を処理するため、トラップ技術も向上する

1.実戦形式で、気兼ねなく(叱られずに) 浮き球パスを試せる

普段の練習では ゴロばかりに意識がいって 浮き球に頭が回らないけど、「浮き球だけでパス」と指定されれば 気兼ねなく試すことができる。

このような条件づけをしないと、浮き球パスは難しくて ミスりやすいため、プレーに自信のない子は ますます紅白戦でイージーなゴロのパスばかり使ってしまう。

2.ゴロのパスでは 絶対にとおらないパスコースを発見できる

浮き球パスは難しい。でも、繰り返し練習していれば アイデアや工夫する余裕も出てくるもの。

インフロントキックとインステップキックの違い」でも書いたけど「ゴロと浮き球」も同じ。ゴロでは できないパスを浮き球パスで補完する必要がある。

浮き球パスにプレーを集中させることで、浮き球だからこそのパスコースを発見できる可能性が高まるのだ。

3.受け手は 常に浮き球を処理するため、トラップ技術も向上する

この問題(浮き球の処理)をネックと考えて、浮き球パスを使わないように指導しているチームも多いことだろう。

「浮き球パスを多用すると受け手がトラップできずにボールロストしてしまうため、結果としてチームが機能しないでしょ」という理屈。

でも「受け手がボールロストしてしまう」のを修正するためには、「その状況を何度も経験してレベルアップするしか方法がないでしょ」とドリルおじさんは思うのだ。

だから「全部 浮き球でパス」は、好きなだけ受け手が浮き球トラップの練習をできる場でもあるのだ。一石二鳥!

チームではゴロを、ガレドリでは浮き球を!

さて、チームでは 基本ゴロのパス回しが多くなるだろうから、ガレドリでは浮き球のパスを重点的に練習しよう。これが最初に書いたホンネのサブタイトルの意味。

常に 浮き球のパスを意識して練習する

チームでゴロのパス練習はしっかり教えてくれるので、みんなは浮き球のパスを自主的に練習してれば ちょうどいいよ ってことでした(笑)。伝わったかな?

反対の言い方をすれば、チームで実戦的な浮き球のパス練習はあまりやらないから身につかないよ となる。

でも とても大事だから、

自分で練習するしかない

スポンサーリンク

◇スポットに出すパス2種類(ゴロ、浮き球)◇

「59級」サッカー練習ドリル

このドリルは、『本当にサッカーが上手くなる5スキル』の「3.自分エリアのサッカースキル」に属している。つまり、5スキルの中で一番難しいスキル

【スポットに出すパス2種類】

 を分解すると次の3段階

  1. ゴロのパスを正確にスポットめがけて蹴られる
  2. 浮き球のパスを正確にスポットめがけて蹴られる
  3. 最適なキックを自分の判断で使い分けて チャンスを作れる

本当に難しくて習得しにくいのは3つ目の「自分の判断で使い分けて…」だけど、59級では2つ目の「浮き球のパス…」に まずは集中しよう。

これまで書いてきたとおり、この浮き球のパスを自由自在に蹴られるようになるのも、なかなかと大変なのだ。

「59級」練習方法

練習方法は次の2ステップ。

  1. 相手ディフェンダーの背後の味方に浮き球パスを送る
  2. チームの練習や試合で、意識的に浮き球パスを使う

1.相手ディフェンダーの背後の味方に浮き球パスを送る

基本はコレ1つ。この基本形だけで、そのほかの応用には ほぼ対応できる。

また、この練習をする意味は、「この状況だけは、どうしてもゴロのパスでは通用しない」からだ。相手のカラダにぶつかるからね。。

具体的には次の①②③の3パターンで味方の待つスポットへ浮き球パスする。

206546355667

『②相手の頭を越すパス』85級で書いたとおり、相手が届かない高さを出すことで解決できるけど、『①相手の右回しでパス』『③相手の左回しでパス』を蹴りわけるのは かなりムズカシイ。

右利きの人であれば、①②は右のインフロントキックで対応する。そして③は、利き足の右足で蹴るならばアウトフロントキックを使う必要がある。もしくは左足のインフロントキック。

①③を蹴るときの注意点1つ。

味方のスポットへは、

ノーバウンドで蹴る必要ない

ワンバウンドでもツーバンドでも かまわない。この浮き球パスで重要なことは、目のまえの相手ディフェンダーのカラダにぶつけないことなのだから。

上の図をみて「小学生に教えるのは まだ早いんじゃない?」という大人の意見も聞こえそうだけど、

サッカーに関しては プロがプレーしているものは、すべて今すぐマネしていいのだ。ケガには気をつけてね。^^

少なくとも、小学生だった身長150cmに満たない小次郎でも この3つを蹴りわけられたのだ(利き足だけだけど)。

その小次郎が当時から言ってたのは、この3つを蹴りわけられるようになると「相手ディフェンスが どうやって守ってもパスコースがある!」というもの。

サッカー経験のある人ならわかるだろうけど、下の図(再掲)では、相手ディフェンスがパスコースのラインをどうやって消しても、この3つの浮き球パスを防ぐことができないのだ。

下の図では黄色の「自分」が正しく蹴りわけられるかだけに かかっている。

206546355667

もう1つ、図で再確認してほしいのは、ゴロでパスをとおすのが難しい場面だということ。ドリルおじさんが上で問題にしていたのは、ココでとる行動についてなのだ。

普段からゴロばかりを意識してプレーしていると、この場面では①②③のパスコースが まったく見えずに別の味方を探したり、もっとひどい例ではバックパスしてしまう典型的な場面なのだ。

相手が目の前に立ちはだかっても パスコースはある!

パスするためのキック技術と

パスコースの選択肢が見えないだけ

なお ①③の右・左回しパスは、ムリに相手の頭上へ蹴り上げる必要はない。

繰り返し練習すれば カラダでちょうどいい高さを自分なりにつかめる。およそ腰より上ぐらいの高さを出せば十分

それでも相手が抵抗する方法は ただ1つ。意図的に手を使う(ハンド・・反則ね ^^ )こと。

2.チームの練習や試合で、意識的に浮き球パスを使う

1ステップをしっかり練習したのなら、あとはチームの練習、紅白戦や試合でドンドン使う。この際、チーム監督に指摘されても気にしない(笑)! 

実戦で使える技術にするには 実戦で試すしか方法がない。ちゃんと練習したうえでのチャレンジには勇気を持とう!

「59級」クリア条件

チームの試合や紅白戦で、「相手ディフェンダーの背後をつく浮き球パス」を、正確にスポットめがけて出せるようになったらクリア!

ゴロのパスも 正確にスポットめがけて蹴られることは、もちろん重要だよ。

59級ドリルでは、「ゴロ」「浮き球」パスの使い分けをしっかり理解する。

ゴロでパスを出していれば安心・安全と考えているようでは、いつになっても 試合を決めるパスは出せない。

なぜなら そのセーフティーなゴロのパスは、相手ディフェンダーにとっても安全な想定内のパスなのだから。

【小学生用】ページに切り替える? ↓ ↓

小学生用のガレドリ!59級 に移動するバナー

(ガレドリ!59級 おしまい)

スポンサーリンク

ガレドリ!メニューに戻る