インフロントキック(10m)逆足 10回

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ガレドリ!39級は、10mほど離れた距離から 逆足で正確にインフロントキックする練習。

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◇インフロントキック(10m)逆足 10回◇

インフロントキックとチップキックの違い

このドリルは85級の続きなので、先に利き足をしっかりマスターしてから取り組もう。また、39級を読み進めるにあたって「インフロントキックとインステップキックの違い」を再確認しよう。

さて、85級の「インフロントキックとインステップキックの違い」を読んだ人から先日 質問を受けた。小次郎からも同じく指摘されたことがあるけれど、

高く蹴るだけなら、チップキックでいいじゃん!

確かにそのとおり、

「高く蹴るだけなら、チップキックで問題はない」

ドリルおじさんは それでもチップキックではなく、インフロントキックを正しく蹴る(左右とも)必要があると考えている。その理由をここでは書いてみよう。

はじめに、ガレドリ!では「チップキック」を次のように定めて使う。

つま先をボールの下側に 差込むようにして蹴るキック

説明を読んでも理解しにくいので、下の動画を観てみよう。

サッカー経験者ならわかるだろうけど、ただ 高く蹴る目的ならば、チップキックは意外と簡単なのだ。早い人だと3~4回も練習すればできてしまう。

では チップキックの 何が問題なのだろうか?

チップキックの弱点

チップキックの一番の特徴は、つま先からボール下に入っていく その蹴り方。つま先から入っていく性質上、チップキックは次のような弱点を持っている。

【チップキックの弱点】

  1. キックできる範囲(横幅)が狭い
  2. インフロントキックに比べて もともと正確性が低い

1.キックできる範囲(横幅)が狭い

インフロントキックで蹴ることができる範囲(横幅)の画像

インフロントキックできる範囲(横幅)

インフロントキックはかなり広範囲に蹴り分けることができる。インフロントキックが得意な人の中には、自分の真横(90度)よりも後ろに蹴ることができる人もいるぐらいだ。

チップキックで蹴ることができる範囲(横幅)の画像

一方 チップキックできる範囲(横幅)

チップキックは蹴り分ける範囲が狭い。つま先が自然に向く方向へは蹴りやすいため、基本的に自分が向いている真正面に蹴ることの多いキックなのだ。

「もっと横にも蹴られるよー」

という声が聞こえそうだけど、そんなに甘くない。もちろん 蹴るだけなら誰だって蹴れる。けれども、この範囲をはみ出すと途端に正確性が低くなるのだ。

2.インフロントキックに比べて、もともと正確性が低い

チップキック、インフロントキックそれぞれのシューズの打点箇所の画像

チップキック、インフロントキックそれぞれのシューズの打点箇所。

図ではちょっとの差に見えるかもしれないけど、このちょっとの差でコントロールの安定性がまったく違うものになる。

「インステップキック」と「インサイドキック」のどちらがコントロール性に優れるかを考えれば理解しやすいはずだ。

これら2つの弱点を理解した上でも、

「いや、オレはチップキックだけで十分!」

と考えているみんなに、ドリルおじさんが どうしてもインフロントキックにこだわる理由を2つ挙げる。

インフロントキックにこだわる理由2つ

この2つの理由にどうか納得して、インフロントキック(左右とも)の習得をあきらめないでほしい。

【インフロントキックにこだわる理由2つ】

  1. チップキックを使わなくても、インフロントキックだけで足りる
  2. クロス・コーナーキックなどで、インフロントキックは必ず使う
1.チップキックを使わなくても、インフロントキックだけで足りる

ドリルおじさんは「チップキックがダメ」と言いたいのではない。習得が楽なチップキックに頼らないでほしいのだ。

『大は小をかねる』で、やや難しいインフロントキックを習得してしまったほうが あとあと楽なのだから。

インフロントキックで蹴ることができる範囲(横幅)の画像

インフロントキックできる範囲(横幅)をもう一度みてみよう。

「右足でインフロントキックできる範囲」と「左足でインフロントキックできる範囲」が重なり合っているのを確認できるだろうか。

そう、じつはインフロントキックは 真正面にも蹴ることができるのだ。インサイドキックで真正面に蹴ることを想像するとイメージしやすいだろう。

つまり、チップキックを使わなくてもインフロントキックだけで足りる。そのうえ チップキックよりも正確性が高い。

インフロントキックを習得してしまった人が、わざわざチップキックを多用しないのは そのため。

2.クロス・コーナーキックなどで、インフロントキックは必ず使う

こちらはシンプルでわかりやすいはず。みんな試合を経験していく中で、必ずぶつかる問題だからだ。

インフロントで高いボールを上げる場面は 必ず訪れる!

コーナーキックなどは多少ごまかせるけど、流れの中での左右からのクロスは ごまかせない。

インフロントキックを蹴られない人がビクビクする状況。それがサイドからのクロス(センタリング)なのだ。

みんな自分で気づいている。「オレ、この角度は蹴られないんだよなぁ」と。そして「キック力(蹴るパワー)がないから…」と自分に言い訳したりするのだ。

普段からチップキック気味にインフロントキックを蹴っている人は、この状況でかなり苦しむことになる。

では、チップキックでプレーをごまかし切れないのは なぜか?

チップキックでセンタリングはできないの画像

上図の場面では、チップキックすることができない。

カラダの構造上「つま先をボールの下側に差込むように…」がムリなのだ。どうしても、足の内側を使って 蹴り上げる必要がある

それが インフロントキック!

「オレ、左サイドからクロス上げられないから」「右のコーナーキックは蹴りたくない・・」「高いクロスボールはちょっとムリかも」などなど、

チップキックしか蹴られないままでいると、ずーっと このような言い訳を自分にもみんなにも、しつづけなければならない!

さて、最後に「39級の重要性」についても触れておく。

39級の重要性

ドリルおじさんが「インフロントキック(左右とも)…」「インフロントキック(左右とも)…」とクドく書いてるのは、この(左右とも)の部分が大事だから。

これまでの経験上、インフロントキックを左右とも習得する人は極めて少ない。大半の人が利き足のインフロントキックだけ習得して、サッカー人生を終える。

ドリルおじさんは、これほど使用頻度の高いキックを、習得しないままにするのが不思議でしかたない。。

インフロントキックで蹴ることができる範囲(横幅)の画像

右足のインフロントキックを蹴られないと左側半分のエリアを使いこなせない。

ドリルおじさんからすると恐ろしく不便だ。どちらかのインフロントキックに限定してプレーするなど、何かの罰(バツ)にさえ感じられるけど。。(笑)

左右ともに習得すると、とても便利なはずなのに、、

インフロントキックの習得を

利き足だけで終わってしまう人が じつに多い!

だからこそ「利き足のインフロントキック」は85級、「逆足のインフロントキック」は39級と難易度に差をつけているのだ。

ぜひこの『超えにくい39級の目に見えないカベ』を飛び越えてきてほしい!!

それでは 39級ドリルに進もう。

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◇インフロントキック(10m)逆足 10回◇

「39級」サッカー練習ドリル

この練習は1~2人でおこなう。1人のときはキックしても大丈夫な(怒られない)カベを探そう。そこに直径30cmほどの円を書いてそれを目標に蹴る。

平らなカベであれば 蹴ったボールは自分に戻ってくるので、1人でも十分練習できるはずだ。2人のときは相手の胸を目標に蹴る。どちらの場合も7m~15mの距離をとるといいだろう。

39級の練習ポイントは次の3つ。

  1. ボールは「受け手の胸」を的にして逆足で正確に蹴る
  2. 親指の付け根の内側あたりで、ボール下をこするように蹴る
  3. 助走をつけずボールに逆回転をかけて蹴る

1.ボールは「受け手の胸」を的にして逆足で正確に蹴る

受け手の胸を的にして、逆足で正確に蹴られるよう意識しよう。

この練習のいいところは、受け手がミスキックを結構取ってくれて ストレスがないことだけど、それに甘えずに、ちゃんと胸をゴールだと意識して蹴ろう。

2.親指の付け根の内側あたりで、ボール下をこするように蹴る

「ボールの下をこする」と表現する人もいるし、「ボールと地面の あいだを切る」という人もいる。

インフロントキックは、蹴り足をゴルフのアイアンのような形にして使うので、カラダの個体差がある特有のキック。

ドリルおじさんの経験上、インフロントの蹴り方は人によって さまざま。足の形や内股・外股も それぞれなのだから、自分の蹴りやすいインフロントキックで いいのではないだろうか。

だから インフロントキックは、

蹴り方よりも 球スジ!

とにかくボールが上がればいいのだ(ただしチップキックとは違う)。下の映像で確認すればわかるけれど、親指の内側がボールに当たっている。

3.助走をつけず、ボールに逆回転をかけて蹴る

助走をつけず、ボールに逆回転が かかるように蹴ることを意識しよう。

「助走をつけず」が、最初は難しく感じられるかもしれない。けれども「インフロントキック」は 力でボールを上げるのではない。技術でボールを上げる!

だから10mくらいなら助走は いらない。下の映像でも確認できるけど、助走は2歩までと決めよう。

また、この「助走は2歩まで」条件は、後々すごく役立つのでドリルおじさんのオススメなのだ。

助走をつけずにインフロントキックを蹴られるカラダになると、どんなに相手に囲まれたとしても怖くない。理由は、

ほぼノーモーションで立体的にボールを蹴られるから

いずれその便利さに気づくことだろう。

「ボールに逆回転が かかるように」も 最初は難しく感じられるかもしれない。この条件をつける理由は「インフロントキック」の極端な蹴り方がコレだから。

もちろん「インフロントキック」は逆回転をかけなくても蹴ることができる。しかし、高く上げることにこだわると、どうしても逆回転が かかるのだ。

「インフロントキック」の役割は なんだっただろうか? 

基本は1つ 高く

逆回転しているかどうかで、それを見極めることができる。

「39級」練習方法

それでは頑張って練習しよう。

下の動画は「インフロントキック(10m)逆足 10回

映像ではインフロントの打点箇所がわかりにくいけれど、「親指の付け根 内側あたり」でボール下をこする。

「39級」クリア条件

インフロントキック(10m)「逆足で」「助走をつけずに」「逆回転で」「受け手の胸に」連続10回 正確に蹴ることができたらクリア! 連続10回成功するまであきらめずに練習しよう。

「39級」所要時間、練習回数

  • 所要時間は1回あたり15分
  • 練習回数は1週間に2回ぐらい

39級ドリルでは、「チップキック」と「インフロントキック」の使い分けをしっかり整理しよう。また、インフロントキックの逆足が 習得しにくい技術であることも理解できるはず。

ここ(39級)まで たどり着いたキミは、もう誰にも言い訳しなくて大丈夫。

コーナーキックはオレにまかせて、どっちからでも蹴れるから!

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(ガレドリ!39級 おしまい)

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